法光寺のシイノキ

シイノキは、植物分類上記はブナ科シイ属に属し、スダジイと呼ばれています。暖地性照葉樹林の一つで、関東より与那国島まで自生しています。常緑の高木で、果実のドリンクは椎の実とよばれ、食用され、古くから親しまれてきました。
法光寺のシイノキは、高さ15メートル、目通り5.02メートル、根周り7.4メートル。根張りは東西20メートル、南北20.5メートルに及び、照葉樹に特徴的なドーム状の樹冠を保っています。樹冠は、何本かが寄り合わさったようなうねりがあり、こぶや発達した地上根など、堂々とした風格が漂います。樹勢も良好で、均整の取れた古木です。
平成23年3月30日 さいたま市天然記念物指定